捨てられる猟犬〜問われる猟師のモラル〜

猟犬とは実に様々な犬種がいます。ネズミやラットなどの小動物を狩るテリア系、獲物の匂い、獲物を視覚で追うハウンド系獲物の場所をポイントして猟師に教えるポインター系、撃ち落とした水鳥などの獲物を持ち帰るレトリーバー系など、実に多くの犬種が、現在は日本でも”家庭犬”として多くの犬が飼育されています。

仕事の仕方により猟犬は細かく分類されていますが、南ヨーロッパではスパニッシュ・グレイハウンドやポデンコといった、

▲スパニッシュ・グレイハウンドhttp://zukan.kids.yahoo.co.jp/pet/dog/large/0125.h...

▲ポデンコ(カナリアン・ハウンド)http://match.petgo.jp/breed/dog-guide/dogname/cana...

ハウンド種の中でも珍しい品種の犬を猟犬として使役させているそうです。彼らはすぐれた狩猟能力と揺るぎない忠誠心を持っているため人気なのだそう。

しかし、狩猟シーズンが終わると処分されてしまう犬も多く、また、狩りが上手くない犬は殴られ、拷問され捨てられることもある。「用済み」となった猟犬が家を探し当てて帰ってこないように、脚を折ったり目をつぶしたりする飼い主も。それらの非情な飼い主たちは、猟犬は空腹な方が上手く狩りが出来ると考え、犬をほとんど餓死寸前まで空腹にさせるという。

【日本でも猟犬は多い】

日本在来犬6種はいずれも猟犬にルーツがあり、闘犬としての改良が行われた秋田犬以外は、ほぼ猟犬のままの姿形を留めている。

このうち、中型犬種の北海道、甲斐、紀州、四国犬は、今でもイノシシ猟に用いるイノシシ犬として活躍、鳥猟犬はほぼセッター、ポインター系の洋犬に占められている。

狩猟の解禁期間(11月15日~2月15日)になると、ハンターがパートナーの猟犬とともに山に入る。

猟犬といっても、銃声におびえ、行方不明になる犬もいる。それを防ぐのは主人との信頼関係が重要だ。

生涯にわたり、猟師のパートナーとして、大切にされる猟犬もいる一方で、日本でもイングリッシュセッターやポインターなど狩猟用の犬が保護されるケースが相次いでいるのが現状。

吾妻郡の山で狩猟が盛んな群馬県と高崎市動物愛護センターによると、過去の記録になるが、平成12年度に保護した猟犬は少なくとも20匹。ペットの可能性もあるが、狩猟期間中や終了後に収容される事例が多く、ほとんどが猟犬とみられるという。

猟犬は猟師とはぐれても、主人の臭いがついた物や犬舎を残しておけば戻ってくる。だが、県内で銃を使って猟をする人の約4割が埼玉や東京、千葉など県外者のため、家に戻ることができない。

群馬県は平成12年度からすべての狩猟者に対し、

1)猟犬が行方不明になったら保健所に連絡すること

2)首に鑑札を付けること

を呼びかけ、管理の徹底を求めている。

近年ではマイクロチップの注射による鑑札付加の方法がある。各自で工夫し、猟犬が猟場で行方不明になった場合には必ず追跡保護ができるような方策を講じておくべきである。

次のシーズンまで飼育する手間や費用を惜しんで、山に犬を放置して帰る県外の猟師もいる。狩猟時に猟犬の登録を義務づけるなど対策の強化が必要だ。

※日本では、平成14年に改正された鳥獣保護法により、猟犬に噛みつかせて捕獲する方法は禁止されています。

日本でもガンドッグ(セッター・ポインター)の保護活動をしているボランティア団体が存在する。

このイングリッシュセッター(ブルー・ベルトン)のメスはヨロヨロと放浪しているところを群馬県内の保健所に捕獲された。

未避妊(現在は避妊済み)、推定10歳、身体的な様子から猟犬としてではなく、猟犬の繁殖用として使用されていた可能性が高いという。老齢になり、乳腺腫瘍などを患っていた事から、不要になり遺棄されたのではと推測されている。

現在、このイングリッシュセッターの老犬は保健所から保護団体に引き継がれたのち、適切な治療が行われ、「サラ」という名前をもらい、元気な姿を見せている。

普段は大変おとなしいそうだが、広いフィールドにでると猟犬として運動能力を発揮する。

この子もまた、生涯大切にしてくださるご家族を募集中だ。

問い合わせはこちら:保護主ブログ http://i13kei.exblog.jp/22829250/

子豚たちの反乱【連絡先】i13kei@yahoo.co.jp  

また、猟犬捕獲収容は日本でも第1位だという、千葉県動物愛護センターに収容された鳥猟犬の命を繋ぐ活動を行っているCACI(コンパニオンアニマル市川)がある。

運良くこうした動物保護団体に保護された犬たちは、一般家庭にペットとして譲渡される事が多いが、ガンドッグとしてのDNAを理解し、多くの運動量を要する犬たちを幸せにしてくれる人に是非、里親として迎えてもらいたいと願ってやまない。

そしてなによりも、狩猟を猟犬とともに行うハンターたちへ

狩猟解禁前に何度もそのモラルを問いたい。

CACI :http://cac-ichikawa.com

https://ja.wikipedia.org/wiki/猟犬

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52189970.html

http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/feature/CO005873/20140308-OYT8T00219.html

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